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以前からうちの子供たちが通っている歯医者さんがとても気になっていました。
その歯医者さんから定期的に検診のお知らせハガキが届いていました。その内容は定期検診の案内以外、かならず子供たちが喜びそうなクイズやなぞなぞが記載されていたり、検診に来るともらえる子供向けの特典が用意されていたりと、徹底的に子供に向けられたハガキの内容となっていました。
この歯医者さんのターゲットは間違いなく「子供」で、その歯医者さんの治療方針が「予防歯科」なので、ペルソナは「子供を虫歯にさせたくないお母さん」という想定が出来ました。
先日初めて子供をその歯医者さんに連れて行く機会が出来たので、どんなは院内になっているのかちょっとワクワクしながら行ってきました。
病院内を見回すと、いたる所に子供たちが興味を引くようなネタが掲示されていました。
先生の個人的なクイズ(笑)や景品が当たるクジなど色々。妻や子供に話を聞くと、定期的にこのクイズやネタも変わっていくとのことでした。
情報掲示物の横には、季節ごとに発刊される手書きのニュースレターがあったり、ウェブサイトはもちろんFacebookやInstagramも日々の更新をされていて、親向けの情報発信もしっかりされていました。
当然のことですが、この歯医者さんは常に予約で一杯の状態になっているそうで、特に土日の予約は日程変更をすると3.4週間も先に変更しなければならないほどだそうです。
ターゲットである子供に来てもらうことで病院を知ってもらい、治療の内容や治療をする院長先生のことを知り、子供がリピートして利用していくうちに、その親も歯に異常があれば、その歯医者にみてもらうという流れにもなっていました(実際うちの妻も今ではこの歯医者さんのリピーターになっています)。
リピートされる方への特典の仕組みあり、何度も通ってこられる患者さんには特典があるプラチナカードやブラックカードにもなっていくそうです。
院長先生とお話しさせていただき、このように情報発信の取り組みを始めてから、患者さんが増えていくという成果が出るまでには2.3年程時間がかかったとのことでした。
画像を見てお分かりの通り、院長先生が手作りのものが多いので、デザインがカッコいいとかきれいにレイアウトされているというものではありません。しかし何より大事なことはターゲットに伝えたいことがきちんと伝わることです。決して見た目だけではないということです。
その病院や先生に合った情報発信を長期にわたり継続することで、大きな成果を出されている良い例でした。
最後に付け加えると、この院長先生がとてもユニークで面白い方でした(笑)。この先生に会いたくて来られている方も多いのだと思います(私も今度掛かってみたいと思っちゃいました)。
*写真は院長先生の許可をとって掲載しています。
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