
【ヤマ通】をご覧いただきありがとうございます。
今までのヤマノ印刷をより深く知っていただくために【ヤマノ印刷を振り返って】という内容でこれまでの歴史について書いています。今回は第6話です。
第1-5話が気になる方はこちら↓
1度は取引が0になってしまった、会社売上7割を上げていたお客様との取引復活!そしてそこからまさかの出入り禁止の事態・・。
この話を前代表の山野から聞く度に、よく会社を持ち堪えることが出来たな(笑)というのが私の率直な感想でした。
こうして今も会社が存続できているのは、結局のところいつもお客様に助けられ、お客様に育ててきていただいたからだと思います。お付き合いさせていただいてきたお客様の文化というか、寛容さには本当に感謝するばかりで、つくづくお客様に恵まれている会社なのだと実感します。
どうやらこれらの出来事以外にも、まだまだ多くの困難があったようです(独立した社員に裏切られたり、会社が火事になりかけたり等々)が、困難話ばかり続けていたら、「ヤマノ印刷を振り返って」がいつまで経っても終わりそうにありません(笑)。
この先は少し時間を進めて、私が入社した頃のことに触れていきたいと思います。
私が入社した1990年半ばは、Windows95 OSがMicrosoftからリリースされて、中小企業のオフィスや家庭にもPCが普及し始めた頃でした。私が入社した頃には会社には1台のPCだけしかなく、インターネットの速度も恐ろしく遅い。メールも使えましたが、お客様との
やり取りはもっぱら電話とファックスが殆ど。まだまだそんなアナログ的な時代でした。
しかし1990年後半から印刷業界は、もの凄い勢いでデジタルの波に飲み込まれていきます。
私の入社する少し前から社内DTPの制作環境も専用機からMac OSへ徐々に移行していき、現在も制作の主流であるAdobe illustrator PhotoshopやQuark等のアプリケーションに変わっていきました。
一般の方に印刷物が出来上がるまでの工程は見えませんが、デザインやレイアウト組みの制作環境が、デジタルに移行するにつれて、データを印刷する側の工程も大きく変化していきました。それは、今まで存在していた工程がデジタルにとってかわりなくなっていく過程でもありました。
その中でも写植*¹や製版用フィルムが省略化されていくという流れは、私にとってもかなりのインパクトがありました。
その後も様々な過程がデジタル化されていきました。印刷の生産性も向上していきましたが、印刷工程だけではなく、生活全般がデジタル化していく中で、印刷業界はどんどん厳しい経営環境へと晒されるようになっていきます。
この「ヤマノ印刷を振り返って」もこの回を含めて残すところ後2回です。あと少しお付き合いください。
>>>>>続く
*¹写植・・写真植字の略称。印刷用の版をつくる一方法。
活字表の中から原稿の活字を探し出し,これをフィルムに焼き付ける。古くからの鉛活字による方法に比べて,誤植の訂正などのめんどうな欠点はあるが,レンズの操作で,いろいろの字体や大きさの字が簡単に印字できるし,熱処理過程がないなどの利点が大きい。
出典:ブリタニカ国際大百科事典
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