
【ヤマ通】をご覧いただきありがとうございます。
前回から、ヤマノ印刷をより深く知っていただくために【ヤマノ印刷を振り返って】という内容で今までの歴史について書いています。今回は第2話です。
第1話が気になる方はこちら↓
ヤマノ孔版社の創業当初の仕事の中心は、企業のテキスト、マニュアルを和文タイプライターで組版して、版下(印刷前に必要な製版用の原稿)を作成し印刷することが主でした。
当時、弊社の印刷技術は現在ほどの精度はなく、タイプライターで作成する版下もお世辞にも綺麗な仕上りではなかったようです(本当に恥ずかしながら)。
校正時に見つかった間違い等を文字修正する場合は、タイプライターで新たに打ち直した文字を原稿の版下に切り貼りをして修正をしているような状況でした。
そのため仕上がった印刷物には、版下の切り貼りの痕が出てしまい、現在では成果物として絶対にNGになってしまうようなモノも出来上がっていたようです・・。
しかし時代の緩やかさなのか、お取引いただいていたお客様が寛大であったのか、その成果物でも納品が通ってしまうような、少しのどかな時代が創業から10数年続きました。
しかしながら70年代半ばに入ってくると、そのような状況も徐々に変化があり、やはりタイプライターで版下制作を進めるには、印刷の仕上がりに限界が出てきてしまったようです。
このタイミングでタイプライターから、この時期から徐々に使われ始めた、DTP*¹専用機を導入して、アナログからデジタルへ、現在主流であるDTPの世界へと変革を遂げることになりました。
それに伴い、デジタルに対応出来ない孔版印刷から卒業することになり、その後弊社の主力印刷機となるモノクロ軽オフセット印刷機を導入することに。
そして有限会社ヤマノ孔版社からヤマノ印刷株式会社へ屋号も変え、会社として新しい一歩を踏み出すことになりました。
>>>>>>>続く
*¹DTP・・・コンピューターを用いて出版物を作成すること。デスクトップ・パブリッシングの略。PostScriptなどのページ記述言語(PDL)を介して精度の高いレイアウトの作成・出力する。DTP専用のソフトも普及し、出版、印刷業界で広く取り入れられている。
出典:ASCII.jpデジタル用語辞典
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